おみかんきろく

愛媛の主婦による食べ物おでかけ記録

フジマルツ醤油@愛媛県愛南町

フジマルツ醤油さんの刺身醤油を使っています。

先日テレビで、現在杉で醤油樽を作る職人さんが激減しており、このままでは日本特有の醸造方法に必要な木製の大樽が消滅してしまう。
という番組を見ました。

職人さんが作った木桶はなんと100年から150年も使えるそう!
今、醤油や味噌を扱う老舗の蔵元で現役で使われている樽は、戦前のものが多いのだそう。

しかし、いざ大樽、木桶が壊れてしまってから作ろうと思っても職人がいない!となる可能性が高い。
そこで、徳島県のヤマロク醤油さんが、本来ライバルであるはずの同業他社に巨大木桶作りを伝授するプロジェクトを立ち上げた。
という番組でした。

ステンレスや琺瑯などでも醸造できますし、衛生面からはそちらの方が楽チンだとは思いますが、木の桶を使うことによって発酵微生物が増えて美味しい醤油や味噌が造れるのだそうです。

先人の知恵、昔の技術というのは本当にすごいですよね。

なんとなく、家で使っている刺身醤油について調べてみました。
愛南町のフジマルツ醤油さんのものです。
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この醤油は万人受けはしないだろうけど、好きな人にはたまらん!という感じの醤油です。
とにかく、甘いんです。

家ではスーパーなどで刺身についている普通の刺身醤油と、フジマルツと、2種類出すのが基本です。

まったりとしたあまーい醤油なので、マグロとかイカとかに付けます。
とりあえず、何にでもつけます。

しかし、一番小さなものを買っても賞味期限切れそうになるので、たまにお料理にも使います。

例えば、蒟蒻と人参のを細目の拍子切りにしてよく炒めたら、こちらの醤油を適量入れて馴染ませるだけ。
お好みで七味か一味をぱらり。
それだけで美味しい甘辛きんぴらができます。

フジマルツ醤油さんは創業明治39年で、杉の木桶も100年以上前のものだそう。

商品は愛南町の道の駅や、松山市銀天街にある愛南町のアンテナショップで買えますよー。
取り寄せも出来るので気になる方は試してみてください。

フジマルツ醤油
http://www.fujimarutsu-shoyu.net/

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